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街角のこだわりジェントルマン、ファッションチェックVol.24

PORTRAIT

内藤琢磨さん

株式会社モスフードサービス

中長期的事業計画の作成、さらには多面的アプローチからプランと予算のバランスを相対的に確認。事業計画を達成するための経費面からのハンドリングを行う。

老舗英国ブランドの品格を携え、茶小物で巧妙な“ヌケ”を仕掛ける

各々体型は千差万別。それぞれにピッタリ合うスーツを選ぶならやはりフルオーダーしか手はなく、百歩譲ってより近いシルエットのものを選ぶのが大半だと思われる。ご多分にもれず、内藤氏の体型は「昔から身体の線は細かった」との言葉通り、一般男性のそれと比較しても明らかに細身。当然のごとく自分に見合うスーツのチョイスにはいろいろと御苦労がおありだろうとうかがってみると、奇跡的な出会いがそこにはあったとか。「ほとんどポールスミスしか着ないことにしています。ナローなシルエットが非常にしっくりきた」。40代にしてポールスミスの細身サイズを、ウエストを調節せずに着られる人はそう多くない。それをなんのストレスもなく着ているあたりに、同ブランドとの相性の良さが伝わってくる。

肩パッドを入れ、ウエストを絞った英国スーツよろしく、クラシカルなフォルムが目を引く同氏のスーツだが、その雰囲気を一層高めてくれるのがブラウンの色調。中でも、遠目からだと無地のように見える、うっすらと入った主張控えめの茶色いカラードストライプが、さり気ない洒落っ気と品の良さを打ち出している。そんなスーツのVゾーンに合わせたのは全体に格子柄の入ったタイに淡色イエローのカラーシャツ。「スーツはストライプが好きなので、タイにレジメンなどはあまり合わせません。」という内藤氏。その心憎い配慮に見られるバランス感覚が、全体をより洒脱にみせる。

「カフスボタンやタイピンが好きでよく購入します」という内藤氏。小物使いにもやはり独特なこだわりがあるようで、「スーツというとやはりフォーマルなアイテムなのでどうしてもカッチリとしたイメージがありますよね。そこへ小物などを使ってハズしてあげる、遊びを取り入れるなどすれば、スーツもまた違って見えるし楽しいと思います」。スーツを単なるドレスコードで終わらせない、そんな同氏のユニークな正確がここに凝縮されている。

全体を見ると、スーツにタイにシューズと、全体をブラウンでまとめ統一感を導き出している。その随所に見られる内藤氏のこだわりをひとつひとつ仔細にひも解いていきたい。

Point in Check!
Breast
ITEM01

「白シャツはほとんど持っていません」というシャツは、柔らかな印象をもたらすペールトーンが主流とか。格子柄のタイにはさらにドット柄も配され、カジュアル感をのせている。

Watch&Cuff
ITEM02

メタリックのカフスに用いられた、遊び心を刺激するモチーフはカエル。その心意気は時計にも反映。今回は暖色系の文字盤に秒針の先には車のモチーフがついたヴァガリーで。

Belt
ITEM03

「シューズもスーツと合わせます。茶系は濃い色から薄い色までそろってますね。」という同氏。短めのトゥにメダリオンを配した、風格をともなうボディラインがエレガント。


Eye Wear

ナローなスーツをよりシャープな印象に仕上げる細ベルトはビームス。レザーの艶感を残しながらとことんブラウンにこだわる。「太いものや主張のあるバックルはあまり好みません」。

Bag

「春夏と秋冬で使い分けている」というバッグ。トートタイプで収納力も充実。サイドのジップをあけることでマチが広がり内容量も倍増。「ちょっとした出張にも使える」万能バッグ。

Leather Accesory

小物もポールスミスで統一。サイフの内側にみるデザインやパスケースの裏地など、ならでわな色使いが冴える。名刺入れは3枚のカード入れと2つの収納スペースで使い勝手もいい。

Editors' Impression

英国首相の公務スーツも担当するなど、クラシカルな雰囲気と洗練さをのぞかせるポールスミス。難易度の高い堅めスーツを用いた、内藤氏の着こなしに見るフィット感と小物使いは特筆に値する。色を統一しながらも取り入れたダークブラウンやアメ茶の濃淡。それは、随所に入った柄とともに、スーツのもつ生真面目さへ洒脱感を呼び込む効果的なテクニックと言えよう。

Back Number
VOL.7 - 2007/08/07
都合により掲載終了
VOL.10 - 2007/11/07
都合により掲載終了
VOL.12 - 2008/01/07
都合により掲載終了
Special Contents
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